2017年10月16日

「キツくて良い山」に登る〜の巻

9月に北アルプス餓鬼岳に行ってきました。
餓鬼岳は3年前から計画していたのですが、天候が悪く延び延びになっていました。
この山は一日目が沢沿いの桟道、ハシゴ状の橋が連続する道とガレ場の登り、
二日目が岩場の道と雨が降ると危険なため好天を狙っていました。
初日は高度差1,650mを登るため、涼しい内に出来るだけ登ってしまいたいと
思い夜行で行く事にしました。
新宿発扇沢行きの夜行バスは予約から乗車券の印刷までPCで出来てしまうため
ラクチンです。(笑)

新宿を出発したバスは予定時刻より早く信濃大町駅前に到着、予約しておいた
タクシーで登山口を目指しました。
白沢登山口から少し歩くと早速木の橋が出現しました。
高さが割りとあるのですが手すりが付けられていますので安心です。
その後も桟道や橋、片足がやっと乗る程度の足場(笑)、岩のへずり等が
続きましたが、良く整備されているので危険を感じる事もなく歩く事ができました。(感謝)
最終水場の手前の一枚岩が少し嫌な感じでしたが、無事に最終水場到着
山小屋は天水だそうですので、翌日分の水をここで確保しました。
実は水場から大凪山の登りがこのコースで一番キツく、そこで荷物が重くなった訳ですから
大変です。(汗)

手が地面に付きそうな急な登りを汗をかきかき登ると今度は一歩間違えて石を落とすと
落石の嵐になりそうなガレ場の登りとなりました。
餓鬼岳のキツさはこの辺が一番のような気がしました。
大凪山は山頂という雰囲気は全くなく、まだ2,079mなの?というガッカリ感を感じる(笑)
標識がポツンと立っていました。
大凪山からしばらくは傾斜のゆるい道でしたが、その先には百曲がりと呼ばれる本日最後の
登りがありました。
登山道自体はキケンな所はないのですが、左側はガケになっている所があるので、
覗き込まないほうが良いみたいです。(笑)

道がややなだらかになるとようやく本日の宿、餓鬼岳小屋に到着しました。
小屋で受付するともらえる栞には花束を持った鬼のイラストと「よくきた」の文字
まさにこの山にピッタリの言葉だな〜と感心してしまいました。(笑)
小屋の方に翌日のコースに付いて伺うと「今日のコースを登ってきたんだから全く問題ない
ですよ」とありがたいお言葉、チョッピリ安心した管理人でした。(笑)

小屋に荷物を置いてから徒歩10分くらいの餓鬼岳山頂へと向かいました。
山頂は360度の大パノラマ、針ノ木岳の向こうには剱岳が望めました。
そして翌日歩くコースの向こうには槍ヶ岳の山頂だけがチョコンと見えました。(笑)

餓鬼岳小屋の夕食は炊き込みご飯とおでん、テザートには1/2個のグレープフルーツが
付いていました。
これらの物は本日のコースを歩荷で運んでいるとの事で感謝しかありません。(礼)

翌日は晴天、小屋の前から荘厳なご来光を望む事ができました。
本日は燕山荘までの長丁場&岩場コースですので気を引き締めて山小屋を出発しました。
最初の桟道を通過するといきなりの急登、その後は岩場か連続しますがホールドスタンスが
豊富なので問題ありません。
そして一番心配だった角材一本の足場とそれに続く空中桟道? は写真や動画で見るほどの
事はありませんでした。
この場所は左側の岩壁に手が届くので安心して歩く事ができます。

その後の鉄梯子の下りは一箇所だけ岩が出っ張っている所があるので注意が必要です。
中沢岳直下の高瀬ダム湖が望める所にある道標で岩場は終わりかなと思ったのですが
まだ岩場の道は続きました。
そして東沢岳手前で想定外の大岩が・・・・・。
スタンスが全くなくどうやって登るか悩みましたがホールドだけを頼りに登りました。
後になって考えるとこのルートが正規ルートなのか定かではありません。(汗)

東沢岳直下からは東沢乗越までは高度差250mを下り昼食をとりました。
餓鬼岳小屋特製のおにぎりは何とコンビニ方式でパリパリの海苔を巻いて美味しく
頂きました。
おまけに付いていた小袋のわさび漬けも疲れた体には嬉しい物でした。(感謝)

東沢乗越から燕岳までは高度差500mの登りです。
急な登りを本日最後の登りと言い聞かせて(笑)一歩一歩登りました。
やっと稜線までたどり着いてもまだ微妙なアップダウンがあり
燕岳に到着したときはホットしました。

燕岳は人が多く今までのコースからだどり着くと観光地?の感がありました。
燕山荘に着いてからも小屋の中で階段を何段も上って部屋にたどり着くという
荒行でした。(笑)

翌日は雨、山は一日雨の予報なので朝食を食べてから早々に山荘を後にしました。
濡れている岩や木の階段で足を滑らせないように細心の注意で下りながら
合戦小屋で小休止、雨宿り休憩用のテントが設営されているので助かりました。

山道は今までと比べると格段に良いので雨降りでも比較的安心して歩く事がてきました。
中房温泉からは地元のタクシー会社が運行する乗り合いバスでJR穂高駅へと向かい
松本で名物「山賊焼き定食」を食べてからスーパーあずざ号て帰途に着きました。

餓鬼岳は「キツくて良い山」これが管理人の感想です。

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白沢登山道にて

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餓鬼岳山頂からのパノラマ

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餓鬼岳山頂と餓鬼岳小屋でもらえる栞

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餓鬼岳小屋から望むご来光

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餓鬼岳小屋から2日目のコースを望む

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剣ズリ巻き道にて

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剣ズリ巻き道の桟道と角材の足場

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北燕岳を望む

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燕山荘から望む餓鬼岳方面
posted by yamalive at 15:46| 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする